

介護業界で就職・転職活動を行う際に、書類選考よりも面接の方が重要視される傾向にあり、いかに面接の事前準備や対策をするかが選考の合否を大きく左右します。
介護施設ではスーツを着て出勤することがないので、面接でも普段着・私服を指定されるケースもありますが、あまりにもくだけ過ぎていると悪い印象を与えてしまいますので注意が必要です。
そこで今回は面接時に適した服装のポイントについてご紹介します。
・装飾品は身に付けない
介護業界の仕事で一番多いのは当然身体介助なので利用者さんを車いすからベッドへ、車いすからトイレの便座へなど、移乗介助が中心になります。
通常では当たり前の腕時計であっても介護業界ではご法度としていることが多いです。なぜならばその時に時計部分が利用者さんの身体にこすれて擦過傷を起こす危険があるからです。
面接時に腕時計などを付けていると面接官によっては利用者さんを傷つけてしまうリスクを懸念します。腕時計すら外す勢いで面接で挑むのがベストと言えるでしょう。
・本当に私服でもOK
通常の業界では私服OKと謳っておきながら、ビジネスマナーや忖度など、日本人特有の固定概念に縛られているため、実は面接の時に私服で行くと悪い印象を与えてしまうケースは多いと思います。
介護業界の面接では新卒はスーツが必須ですが、中途採用などの場合は面接時私服OKと言われたり求人に記載されていれば気にせず私服で行っても大丈夫です。
実際に筆者の友人が介護業界で面接担当の経験があり、私服での面接で採用するケースは非常に多いと聞きました。
理由としては介護業界は堅苦しいビジネスマナーを重視するのではなく、面接相手が実際にどんな相手なのか。本当に介護ができるのか。長続きするか。などを重きにおいて面接をしているので、服装は選考結果にそこまで影響しないということでした。
とはいえ、ダメージだらけのジーンズやしわしわのシャツなど、相手に不快感を与えない程度の格好を心がけましょう。
・特に身だしなみには気を付ける
介護士が相手にするのは高齢者が大半です。昔の方は男女問わず髪を少しでも染めていたり、長髪であれば不快な思いをする方もいます。面接官としては余計なトラブルを避けるためにも身だしなみには気を付けてほしい気持ちが強いので、清潔感のある見た目を意識しましょう。
男性であれば身なりを整えるために整髪料を使うかもしれませんが、高齢になる利用者さんにとってはワックス=身だしなみという価値観はないのでワックスを付けるのもあまり評価はよくなりません。髪を短くして整髪料を付ける必要がない状態にするのが無難でしょう。
しかし、いざ就職してしまえば意外と髪型に関しては緩いところが多いのも実情ですので、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。